2023年5月4日木曜日

2023年 共通テスト 英語 ヒアリング試験への対策法

 伏見啓明整形外科公式ブログ 総目次  速修 新々英文解釈研究 目次 

共通テストのヒアリングをやってみて思ったこと。
この問題、決して簡単ではない、ということ。
ある意味ですごくいやらしく問題を捻っている。
このような会話はちょっとないのではないか、と思うくらいである。
 
例えば、本ブログの第3問 問12
電車の乗り方を聞いている会話である。
このようなもの、路線図を見て普通は聞くものだ。
それでないと普通は日本語でも分からない。
傑作なことに直行便もあるようだが、それはメンテで休業中。
こんなことをただの会話で分かるはずがない。
しかし問題には出ている。難しい問題である。

あと問15
イギリスの 大学の寮で新入生との会話。
この新入生に学校に馴染んだかを聞いている。
しかし、この新入生。
イギリス生まれのようだがドイツ語が滅法上手いようだ。
生まれてすぐ両親の仕事の都合でドイツに行きドイツで育ったそうだ。
なるほど、それならドイツ語上手いよな、という会話。
しかし、正解の選択肢は
「この人がイギリス生まれ」だということ。
 
英文でじっくりと読んで正解を求めさせるのであれば
このようなこともあり。
しかし、これを会話で求めている。
会話にはある焦点がありそれを話し合うのが会話である。
焦点をぼかされたら、会話が噛み合わないのは
通常の生活でも我々は時々経験しているだろう。
これを英会話で、しかも、試験で求められたら辛いし
すごく難しい問題になると思う。
しかし、そうとばかり言ってはいられない。
スルーしてはいけない。 
受験生は苦手なものをスルーする傾向がある。
しかし、ヒアリングをスルーすると失うものが大きすぎる。
このヒアリングのテスト。
俺は正直に言って理不尽なところがあると思うぞ。
でもスルーは絶対にいけない。
 
安心されよ。
試験には全て対策がある。
それを私は皆さんにお示しした。

 
これは抜粋です。
販売しているもの(二百円)には全問がでています。
もちろんですが。
これでヒアリングはいただきです 
悩む必要はありません。
やるべきことをやって天命を待つ
という
大きな気持ちを持つことが出来るようになるでしょう
 ・・・・・・・・・・・ 
 檄文・・・共通テストの聞き取り試験に向けて
 
共通テストにおいて、聞き取りの配点は半分とかなり大きなものとなった。英語の聞き取りの勉強をしっかりとやる事が、受験生の大きな課題となった。しかし、どうやって勉強したら良いのだろうか、というのが大方の受験生の悩みではないだろうか。
 聞き取り・・・勝負は一瞬で終わってしまう。考える暇もない。当たれば嬉しい。外れたら残念だが、解答や解説を見るとなんとなく分かる。しかし、このようなことをしても英語力が伸びる様には思ってはいないだろう。それは正しい。それ故に英語の聞き取り試験対策の勉強に意欲の湧かない受験生も多いであろう。
 それもやむを得ないこと。正しいメソッドで勉強しなければ、学力は向上しない。共通テストの英語の聞き取りを扱った本なりYouTubek動画はすごく多い。しかし、何か、コツやポイントらしきものをチョロっと述べるのみで、皆様のお悩みの解決には繋がらないだろう。何を勉強したら良いのか分からない。勉強のしようがないではないか、と思っている受験生も実は多いのではないだろうか。
 私はここで抜本的な対策を述べたい。極めて画期的なものと自分では思っているのだが・・・

 聞き取りの問題の皆さんの取り組み。普通は問題を解いてみる。英語を聞いて選択枝を選ぶ。合っていれば何となく嬉しいし、間違っていれば、ちょっと面白くなく解答を見て何となく納得する。それで終わりである。
 これではダメなのだ。これからが大事なのだ。
 本書では、聞き取りの英語も選択肢の英語も「英文訓読法」できちんとマスターしていただく。
 その上で空欄を埋めてもらう。空欄が埋められる様に努力してもらいたい。意外とすんなりと行くだろう。空欄のある英文を見ながら英語を聞いてみると良い。これも聞き取りの良い練習になる。このやわらかな暗記がすごく大事なのだ。
 このようにして一問一問やっていけば、すぐにできる様になるであろう。また、この過程で英語のいろいろな表現を勉強できる。ますます英語ができる様になるであろう。
 まずは本書を手にして、共通テストの過去問にトライしていただきたい。間違っていても良いではないか。
 やってみて、英文訓読法で速やかにしっかりと英文をマスターして、そして、柔らかく暗記する。それを繰り返す。
 過去問だけでもかなりの問題量がある。これを早い段階で過去3年分くらいやってみよう。そうしたら、大分見えてくるのではないだろうか。それが取り組みにくい感じのある聞き取り試験の大きなる基盤となるであろう。それを期待して本書を記したのである。
 



配布したものでは音声のマークをクリックすると音声が出ます。 
試験会場では、上の
Sam, the TV is too loud.  I'm working.  Can you close the door?
が、読まれます。
そして、下の正しい選択肢から答えるのです。
 

なるほど 正解は ① である。
この問題は分かりやすかった。
俺もわかった。
このような解りやすい問題ばかりだと良いのだが。
なかなか厄介な問題がこの先に出てくる。
 

これが やわらかな暗記 
空欄を埋められるようになるまで練習します。
音声も聞いてちゃんと聞けるか訓練します
 

 

 

 

behind という前置詞も簡単ではないぞ。
これが分かるかどうかが勝負になる。
けっこう難しい問題だと思う。
酷ですよ。受験生にとって。



 

ぼやき:簡単な問題ではない。実生活で人に聞くとしたら地図を見ながら、青線で行くとか、青線で行って、リバーサイドで乗り換える、とか言ってくれたら、英語でも分かると思うのだ。しかし、このように言葉だけ聞いて分かるか、というのは難しいと思うぞ。最後に赤線で行くと一番速い、という。そしたら普通は赤線で行くだろう。それがメンテナンス中で今は休業中とは。問題がひねり過ぎだろう。日本語で言われても難しいところだと思うぞ。
 

 

 
 
 



③も正解か、と思ったが、この選択肢は「かれはドイツ語を今学んでいる」という意味である。彼はイギリス生まれで、生まれてすぐにドイツに引っ越してドイツで学校に行っていたのだろう。だから、過去にドイツ語を勉強はしていた。だからドイツ語がうまいのだろう。しかし、今、学んでいるわけではないのだ。だから③は否定。
「ドイツ語が堪能」とはfluentを使ってこのように言うのですね。
 あと、be originally from ~ で「〜出身」という風に言うのですね。
この会話であるが、会話している場所はイギリスの学校内。この会話の主題は、この新入生がなぜドイツ語がうまいのか、ということであろうが、正解をその主題ではなくて、この人がイギリス出身だ、というところに持ってきている。いやらしい問題です。普通の会話でも「ふーん、あいつドイツ語がうまいのはドイツで少年時代を送っていたのだな」ということになるのだが、あとで「あいつはどこの出身だったっけ」ということはよく起こることだ。そこをこのような会話の問題で問うのは酷であろう。

 
 


 動画解説も載せました


 

 これが小生のブログの大元の目次です
 私の専門は骨粗鬆症です。どのうように診療しているかのケースレポートです。
 骨粗鬆症の治療は非常に幅があり、これが絶対正解で他は誤り、というわけではありません。
 当院の公式ホームページです。新しくしました。
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 今も使っています。
現代英文訓読法 目次 (新渡戸稲造 武士道もここにあります)
 英語を簡単に読むことができるように工夫して実践してみました。
 漢文の訓読の発想を英語に取り入れてみました。
当院の以前のブログ 獺祭録(2014年4月から2018年9月)
 以前のブログです。目次を一覧表にしました。
 自分の書いたものを残すと言うことは本当に難しいものです。
 英語の勉強の仕方とはどうあるべきか。会話重視で良いのか。
 それをいろいろと論じてみました。
 電子カルテについていろいろ考えてみました。
 小生自身は紙カルテを使用しております。
 高校時代に勉強した「新々英文解釈研究」を研究しています。
 現代英文訓読法と「やわらかな暗記」で 「新々英文解釈研究」をしっかり素早くマスターできるようなものを作りたいと思っています。
 英語革命を目指しています。
 個人情報とは何か。これが漏洩することは何を意味するのか。これを問います。
 個人情報とは「個人秘密情報」であり、これが漏洩することは「奴隷」になることを意味します。 
 
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