伏見啓明整形外科公式サイト ブログ総もくじ 英文訓読法について
日本の英語教育はけっこう滑稽なことを教える、という論調があった。
使われていないのかな、と思ったら、エドガー・アラン・ポーの「黒猫」に、堂々と使われていた。
このような文章は「鯨構文」をきちんと勉強していないと訳せない。
今の英会話勉強だけでは、このような文章は訳すことはできないだろう。
このようなものをしっかりと勉強していないと、訳は覚束ない。
そんなことばかりやっていて英会話はどうするのかだ、という人がいるかもしれない。
英会話は慣れると出来る様になるという類のものである。
鯨構文は勉強しないと絶対に出来ない。
だから、英会話主体の勉強では上限が定められてしまいかねない。
もっとも、ハウスボーイ(家政婦)には、鯨構文など必要ない。
故に私は今の中学、高校生が盛んにやっている、5択英会話主体の英語を「ハウスボーイズ・イングリッシュ」と呼ぶのである。
私が勝手に言っているのではない。
英語塾や予備校の先生も言っているのである。
「生徒にこのような勉強(5択英会話)だけでは、後々英語で苦労するよ」と言っているそうだが、受験生にとってみれば、共通テストの英語の配点がヒアリング5割だからやらざるを得ない。
勢い、英検2級でも取れば、結構有力な私大でも、英語の試験免除、とか、9割と認める、という大学も多いそうだ。
英検2級・・・高校卒業レベルというが、英文法など大した知らなくても通る様だ。そのような人も実際に知っている。
英会話主体の勉強ではハウスボーイにしかなれない。
英文法主体にして、しっか李と英文を精密に読む能力を身につける。
このような人が、会社や人から頼られ、ひいては英語で金を稼げる様になるのだろうな、と思う。
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