2022年3月22日火曜日

孫子兵法を英語で読むという新しい試み

 
孫子をお読みになったことがあるだろうか。
教養書として一度は読んでおくべきものと思うがいかがであろうか。
孫子の本はたくさん出版されている。全文と全訳が書かれたものから、孫子の一部を引いて現代の諸相を解説しているものなど、様々である。
私は今まで何度か買って読もうと試みたが、全く上手くいかなかった。
読むことは読めた。
しかし、頭に何も残らない。
それ故、途中で辞めてしまう。
 

 一つ気がついた。
孫子の様な本は雑誌を読む様な普通の読書ではダメなのである。
書物に穴が開くほど精読しなければならないのである。
と言っても、それにはかなりの根気を要する。
 
そこで「柔らかな暗記」というものを考えた。
このブログを見ると分かると思うが、空欄が空いている。
空欄を埋めていけば良いのである。
原文をよく読んで空欄を埋める。
 
○振り仮名がついていて漢字を埋めるもの。
振り仮名がついていなくて漢字を埋めるもの。
白文もあるので、これを書き下し文で読めるか。
あるいは、漢文の漢字が空欄になっているので、それを埋められるか。
 
埋めることが出来たら、シメたもの。相当精読が出来ている。孫子が体で分かってくるものと思う。

 ここでは英語もつけた。英語はL. Giles氏、S. Griffith氏が英訳したものである。どちらも1900年代初頭の人で英訳に定評のあるものである。
 世間によくある様に、私は英語も勉強したら良い、ということだけでこれを付けたのではない。
英語でも考えることによって孫子の内容をより深く理解できると考えたからである。
英文は日本語で補助の記載(現代英文訓読法)もつけてあるので、比較的容易に理解できるであろう。
そして同様に「柔らかな暗記」で暗記を試みられたら良い。
漢文で読むよりも孫子の内容を深く理解できるだろう。
 
 英語は難しいものであるが、 英語でも読むと、日本語、漢文、英語がお互いに助け合って、意味を補い自分の理解を助けてくれるのである。
 故に理解が深まる。
もちろん英語力も高まるであろう。
さらに電子書籍でも出版しようと思う。これには英語の音声が付いている。
これを用いればヒアリングの勉強になるのは勿論であるが、「柔らかな暗記」をする際に用いると、暗記がさらに楽にできる様になるだろう。
 
 勉強に必要なものは突き詰めると「効率」である。
 孫子という最高の教養書を漢文と英語で読むことにより、漢文力、英語力、ヒアリング力の他に、あなたの日本語力や教養を飛躍的に高めることができるものと確信している。
 
例 孫子 計篇第一 冒頭の一節
 








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 これが小生のブログの大元の目次です
 私の専門は骨粗鬆症です。どのうように診療しているかのケースレポートです。
 骨粗鬆症の治療は非常に幅があり、これが絶対正解で他は誤り、というわけではありません。
 当院の公式ホームページです。新しくしました。
 当院の開院以来からあるホームページ。時代を感じさせるものとなりました。
 AdobeGoLiveで作っています。
 今も使っています。
現代英文訓読法 目次 (新渡戸稲造 武士道もここにあります)
 英語を簡単に読むことができるように工夫して実践してみました。
 漢文の訓読の発想を英語に取り入れてみました。
当院の以前のブログ 獺祭録(2014年4月から2018年9月)
 以前のブログです。目次を一覧表にしました。
 自分の書いたものを残すと言うことは本当に難しいものです。
 英語の勉強の仕方とはどうあるべきか。会話重視で良いのか。
 それをいろいろと論じてみました。
 電子カルテについていろいろ考えてみました。
 小生自身は紙カルテを使用しております。
 高校時代に勉強した「新々英文解釈研究」を研究しています。
 現代英文訓読法と「やわらかな暗記」で 「新々英文解釈研究」をしっかり素早くマスターできるようなものを作りたいと思っています。
 英語革命を目指しています。
 個人情報とは何か。これが漏洩することは何を意味するのか。これを問います。
 個人情報とは「個人秘密情報」であり、これが漏洩することは「奴隷」になることを意味します。 
 
 橋本の著した本をPDFで販売。「医療の未来」は製本されていて、これを販売。
 他はPDFで販売しています。











 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

新々英文解釈研究186 教養とは文章であり、文章とは言葉である

  昨日、生徒さんに教えて難しかったところを深堀り解説   https://youtu.be/HKJZv4iN6QU?si=v-3f19u8XQuXHyad   186. The Grecian citizens at the time of Pericles were alm...